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お稽古で「口切の茶事」を

口切(くちきり)の茶事は、茶の正月ともいわれ、
いろいろある茶事の中でもあらたまった、おめでたい祝の茶事です

初夏のころ摘んだお茶を茶壺に詰めて、
炉を開く11月ごろ、この茶壺の封を切って、
新しいお茶を飲みます

茶壺を床に飾り、客を招き、壺から濃茶を取り出して、
茶臼でひき、ひき立てのお茶を客にすすめます

季節は全然違いますが、先生がお稽古として
弟子、孫弟子たちを招き、「口切の茶事」を
してくださいました

寄付(よりつき)、待合(まちあい)、席入(せきいり)し、
そして、壺の封を切り、お茶を出したあとは封印をする
客は全員、息を呑んで先生のされることを見つめています

私は詰(つめ)をさせていただきましたが、
壺を拝見するときや、お正客(しょうきゃく)に
壺を返すときなど、なるべく手の体温を伝えないようにと
指先だけで持ちました

また、石臼で茶葉をひくのを全員がさせていただきました
このような手に残った感触、体験、すべて感慨深かったです
DSCF5983.jpg
終わったあとの記念写真
床の間にかざってあるのが茶壺で、赤い網がかかっています

先生が点てた濃茶はとってもおいしく、そして
何より、先生がお元気でこのお稽古をしてくださったことが
うれしかったです
ご一緒した皆さんの思いは同じです
先生、ありがとうございました
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