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第56回高崎茶道会大茶会と春のお菓子

平成30年3月25日(日)
社中の人たち7名とお茶会に行ってきました

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体調を崩したSK(W)さんとAさん、欠席で残念でした 
次回は、ぜひぜひ

会場は、もうお馴染みのビエント高崎エクセルホール
今年から、お席は全部で6席になりました
すべての茶席が1階で、お席を見渡せますし、
通路も広くなり、順番を待つのも楽になりました

第1席から、表千家、大日本茶道学会、江戸千家、
煎茶道東阿部流、裏千家、遠州流、の順でお席が設けられていました

今回は6席のうち、立礼(りゅうれい)が4席もありました
立礼席は、椅子に腰かけてお点前をします
お客様も椅子に腰かけてお茶やお菓子をいただきます
正座が苦手な方でも気軽にお茶をいただけます

7名で一緒に(欠席の2人の分の茶券をいただいたので)
4席に入れました
それぞれのお席の春の風情のお道具組に目の保養、
おいしいお茶とお菓子をいただいて、
その後、皆さんとランチして帰りました

清友庵の今月のお稽古のお菓子も春がいっぱいです
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  「手折桜(たおりざくら)」

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  ほかの日に出したお菓子は
  「千代桜(ちよざくら)」、黄色の「荘子(そうし)」
  「荘子」は蝶を表しています

お干菓子は、
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  「花見団子」、「桜川」           「菜の花」、「蝶」

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  「水玉」、「早わらび」         「菜の花菜の花ゼリー」、「すみれ」

春のお菓子は、色とりどりに華やいできれいですね
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片岡町のイタリアン

高崎市片岡町のイタリアン
Osteria Soie e Luna オステリア ソーレ・エ・ルーナ
日本語で「太陽と月」、ステキなネーミングです
高崎信用金庫西支店のそばにあります

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   Googleの画像から 
住宅街の中、静かなオシャレな店構えです
オープンしてから6年経っているそうですが
知らなかった(;´д`)

オステリアっていうからには気軽なお食事どころ
ですよね
で、行ってきました

ゆっくり夜ご飯を食べようね、とお友達のMちゃんと2人で
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  ぐんラボ!の画像から
スッキリとしたお店の中では、画像のとおり
アラジンのブルーフレーム(懐かしいです)が
空気を暖かくしていました

メニューはシェフ(マスター)の手書き
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この中からチョイスして
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インサラータ(ミックスサラダ)をシェアして
それから
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イタリア産サラミ3種盛り合わせもシェア
これがスゴくおいしいっ!
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欲張りな私は、白ワインと自家製フォッカチャも
お願いしました
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広島産カキと菜の花のアラビアータ
牡蠣がもうぷりっぷりでうれしいおいしさです♪
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シメのドルチェは、レアチーズケーキと苺

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  ワインのリストです

お腹いっぱいで満足満足
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  画像はオステリア ソーレ・エ・ルーナFacebookから
  インスタも探したら出てきますよ
ランチがネット検索ではひっかからなかったので
聞いてみたら、ありますって!(^^)!

ショップカードをいただいたので、見てみたら
Lunch time 11:30~14:30 火曜日~金曜日
Dinner time 18:00~23:00
定休日:月曜日
高崎市片岡町3-5-9
℡ 027-341-6907

今度は、ランチタイムに来ようね、と
話しながら帰りました

若狭の国の仏像と塗香(ずこう)

先日の東京国立博物館の時別展
仁和寺と御室派のみほとけ」を観て
思い出したことがあります

福井県の仏像がお出ましになっていました
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  福井県の文化財から
中でも↑中山寺馬頭観音菩薩坐像
スゴい迫力!観られてよかったです
福井県の文化財のサイトの彫刻 
http://info.pref.fukui.jp/bunka/bunkazai/sitei/choukoku/itiran.html#jubun
このサイトからプリントアウトもできます

1994年10月に若狭の国小浜を中心に
お仲間と仏像探訪で旅行しました
その時は中山寺の馬頭観音さんは
拝観が叶わなかったので

福井県南西部の若狭地域は「文化財の宝庫」とも
いわれるように数多くの古刹があります
詳しくは、若狭おばま観光協会の公式サイトの
神社・寺院観光スポットをどうぞ 
http://wakasa-obama.jp/TouristAttract/?category=3#mainWrap

そして、思い出したのは、
塗香(ずこう)」
小浜の多田寺さんだったかと思うのですが、
(うろ覚えですみません)
ご住職のお話を伺ってから
いざ、拝観という時に
ご住職が何やら私たちの手のひらに
粉のようなものをひとつまみ載せてくださいました
浄い香りがします

両手をこすり合わせると、さらに
芳香が強くなります
手に塗って自らを清めて拝観するのだそうです
確かに、心も身体も清めてくれる香り
初めての体験でした
塗る香、読んで字の如しですよね
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修行とか写経などの前にも用いられるそうです

塗香の香料は、白檀(ビャクダン)・沈香(ジンコウ)・丁子(チョウジ)・
桂皮(ケイヒ)・龍脳(リュウノウ)・鬱金(ウコン)などの
生薬が主な原料で、粉末状にして調合しているそうです

アロマテラピーでもおなじみの香料です

白檀 原料は、香木  学名は、Santalum austrocaledonicum
読み方は、サンタルム アウストロカレドゥニクム
サンダルウッドの名の方がメジャーでしょうか
甘く上品なオリエンタル調の香り

沈香 香木  Aquilaria agallocha アクイラリア アガローチャ
樹脂が沈着した部分は重く水に沈むため、沈水香木と呼ばれたから 
この名称がつきました  
甘みと苦みを持った複雑で奥深い香り
香料の高級品でこの最高級品が伽羅(キャラ)

丁子 花蕾  Eugenia caryophyllus エウゲニア カリオフィルス       
クローブ
甘く濃厚でエキゾチックな香り

桂皮 樹皮 Cinnamomum zeylanicum キンナモムム ゼイラニクム
シナモン、ニッキ
甘みを含んだスパイシーな香り

龍脳 樹脂 Dryobalanops aromatica   ディヨバラノプス アロマテカ
aromatica芳香という意味、爽やかな、清涼感のある香り
書道の墨や救心の成分にも

鬱金 根茎 Curcuma longa クルクマ ロンガ
ウコン、ターメリックともいい、カレーのスパイスでお馴染み
スパーシー系、ウッディー系の香り
黄色の染料としても用いられ、木綿の布を染めて
大切な美術品や茶道具など、包んで桐の箱に入れて保管します

数種類の香料が調合されていて、
鼻からスーッと身体に取り込まれて
ホントに香りで清められる感じです
鎮静、瞑想によく、そして抗菌作用もある香料ですね

第22回高崎市民いけばな展

明日3月9日から、
「第49回高崎市華道協会いけばな展」と
「第22回高崎市民いけばな展」が開催されます
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会場は、高崎シティギャラリー

9日には、高崎市華道協会創50周年記念として
無料コンサートもあります

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「高崎市民いけばな展」前期の9日~10日に
出瓶(しゅっぺい 作品を展示すること)
させていただきます

花材は、シンビジウム(ピンク3本、薄ピンク2本)、
アルストロメリア(黄3本)、コデマリ、ドラセナ(赤)、
木イチゴ、です

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シンビジウムの花を適宜切り取ったので
水盤に入れ、家の玄関に飾りました

会場では、素晴らしい作品が並ぶ
「高崎市華道協会いけばな展」も
同時にご覧いただけます
たくさんのステキなお花に出会える機会です
観にいらしてくださいね

今日の庭(2018年3月5日)

最近暖かい日が続いていますね

久しぶりに本日の庭のショットです

枝垂れ梅がちょうど見頃です
今日はお稽古はないので、皆さんにみてもらえなくて残念です
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2階からのショット

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花の萼が緑色なので「緑萼梅(りょくがくばい)」といいます

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よく咲いています

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南側から

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7~8分咲きでしょうか

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これは、3月3日
まだまだツボミが多かったです

さて、椿も
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乙女椿(おとめつばき)     白玉椿(しらたまつばき)

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 三河侘助(みかわわびすけ)       紺侘助(こんわびすけ)

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  大神楽(だいかぐら)

ほかの椿はまだ咲いていません
もう少しでしょうか

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クリスマスローズ

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  水仙                   ビオラ

ほかには、クリスマスローズの白と
ヒマラヤ雪ノ下が、もうすぐ開くかな

今日はやさしい雨でよかったですね

「アラビアの道ーサウジアラビア王国の至宝」展

仁和寺と御室派のみほとけ」展を観たあとは
ついでにと云ってはなんですが
表慶館の「アラビアの道」展を
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パンフの右の像が気になっていて

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この人形石柱は、紀元前3500年~2500年頃のもの
何とも言えない表情ですよね
高さは、1mちょっと位かな
サウジアラビア国立博物館の所蔵だそうです

そうそうこの展覧会は、
フラッシュOFFならば、写真撮影OKでした

展示は第1章から第5章まであって(1F~2F)
せっかくだから一通り観て行きましょう、と
いうことになって、順路に沿って行くと
第3章は「香料の道」ですって
香料っ!
思わず目がキラキラしてしまいます

紀元前1000年以降に香料交易でにぎわった
オアシス都市の出土品が展示されています
アラビア半島は香料交易で繁栄したとか
気になった展示をご紹介

ともにサウジアラビアにある
キング・サウード大学博物館の所蔵です

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向かって左奥が、香炉
左が乳香(にゅうこう フランキンセンス)の、
実際はもう少しブラウン系の色です
右が没薬(もつやく ミルラ)
この2つの樹脂は香炉で焚いて用いられました
乳香と没薬は、黄金とともに、東方の3人の博士が
イエスの降誕のお祝いに捧げた、というエピソードで
有名ですよね

フランキンセンスは、Boswellia carteri ボスウェリア カルテリイ
スモーキーでほのかに甘く、柑橘系の香りも漂います
古代エジプトやキリスト教、イスラム教や、
ユダヤ教でもお香として用いられるとか
アロマテラピーのエッセンシャルオイルは、
フランキンセンスの樹脂を水蒸気蒸留します
神秘的な香りの効能もありますが、
お肌のアンチエイジイングに欠かせないとか

効能も魅力ですが、個人的に
オリエンタルなフランキンセンスの香り大好きです

没薬は、Commiphora myrrha コンミフォラ ミルラ
ミルラは古代エジプトで、ミイラ作りに防腐剤として
使われたそうです
エッセンシャルオイルは樹脂を水蒸気蒸留します
苦みと甘みがある香りは、心を穏やかにさせ、
気持ちを前向きにさせる働きが
やはりアンチエイジングにも

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そして、1世紀~2世紀頃の小さな香油瓶(こうゆびん)と香油壺(こうゆつぼ)
さぞかし、いい香りがしたことでしょう

2013年12月スペインに行ったとき、
コルドバで教会から、くゆらしていたのでしょう
フランキンセンスのかぐわしい香りが
漂っていたのを思い出しました

今日は上巳の節句

2018年3月3日、今日は上巳(じょうし)の節句
お雛祭りです
人日(じんじつ 1月7日)、端午(たんご 5月5日)、
七夕(しちせき 7月7日) 重陽(ちょうよう 9月9日)
とともに五節句のひとつですね

季節も変わり、春一番も吹き
光が輝いてきました

桃の節句に合わせて、お稽古のお菓子は
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「三千歳(みちとせ)」きんとんです
「三千歳」は、桃の異名だそうです
三千年の春を迎えるおめでたい意味と、
桃の節句という意味のお菓子
きんとんで桃の花と、葉の緑をあしらって、
ほんのりとしたやわらかい色がキレイです

このようにお茶のお菓子には
季節感とさまざまな意味があって
お稽古のときでも感じてもらえるとうれしいです
もちろん、お味もね♪

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お干菓子は、桜の羽二重餅と和三盆

さて、肝心のお軸は
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「桃花萬家宴(とうか ばんかのうたげ)」


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お棚は「霞棚(かすみだな)」
秋は「水指棚(みずさいだな)」と名をかえます
貝合わせの貝桶の棗に
黄交趾(きこうち)の桃の節句のお茶碗など

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釣釜は雲龍釜(うんりゅうがま)

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お雛様は今年は出さずじまい(;^_^A 
でも、母が作ったお内裏様だけ飾りました

「仁和寺と御室派のみほとけ」に行ってきました!

2月27日お昼頃、次は東京国立博物館

先ずは、法隆寺宝物館1階の
ホテルオークラ ガーデンテラスのランチ
おいしくお腹を満たして、いざ平成館へ
仁和寺と御室派のみほとけ特別展

天平と真言密教の名宝が出開帳(でがいちょう)
出開帳とは、東京出張みたいなもの
一堂に会するのですから、スゴい!
とにかくスゴイっ!
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いやもー圧巻です
見てください
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通常非公開の仁和寺観音堂内部を特別再現
ここだけ撮影OKです
もちろん、フラッシュはOFFですよ

横から見ても
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圧巻です

後ろから失礼ですが
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風神↓雷神↑のヒップも
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パンダのシャンシャンのヒップにも劣らずカワイイ

ずーっと前に訪ね歩いて拝観した
遍照寺の十一面観音菩薩立像
再会できたのもうれしかったです

そのほかの各展示に圧倒されつつ、
やっぱり秀逸なのは国宝の4体のほとけさま

以下の3体の画像は、公式サイトから
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なかでも、この小さな薬師如来坐像
像高さ11センチ、全体でも高さは24センチ
なんとも愛らしい薬師さんです
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道明寺の十一面観音菩薩立像
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そして、葛井寺の千手観音菩薩坐像
お厨子の中を拝観するのとはまた違う
清々しさ、気高さを感じます

詳しくは特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」公式サイトを
http://ninnaji2018.com/

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図録は、2,800円(税込)でした

まだ時間の余裕があったので
平成館から表慶館へ向かいました

「びわ湖長浜 KANNON HOUSE」へGo!

さて、「びわ湖長浜 KANNON HOUSE」は、
上野の山をおりて、京成上野駅の池之端口と
道路を挟んで向かい側にあります

コンセプトは、「東京にある、長浜の観音堂
琵琶湖の北東にある滋賀県長浜市はなんと
130を超える観音さまがいらっしゃいます
そして、その観音文化の情報発信基地として
不忍池ほとりに観音堂ギャラリーがあり、
だいたい2か月ごとに展示が変わります
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住所は、東京都台東区上野2丁目14番27号
上野の森ファーストビル1Fです
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看板のすぐ左を行くと
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この左がエントランス
奥は、不忍池に面しています

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   余呉町国安(よごちょう くにやす) 十一面観音菩薩立像
とっても穏やかで和めた空間でした
ありがたいことにフラッシュOFFならば
写真撮影させていただけます
何より実際に間近に拝観できるなんて嬉しいです
この観音様の展示は3月18日まで

余呉町は、高月町、木之本町など
観音の里といわれた地域とともに
2010年に長浜市に編入されました
なので、これからの展示も楽しみです

びわ湖長浜 KANNON HOUSEのHPは 
http://www.nagahama-kannon-house.jp/

では、当初の目的地 東京国立博物館へ
そろそろお腹が空いた時間でした