賣茶翁の「みちのくせんべい」

賣茶翁(ばいさおう)は、江戸期のお坊さんで、
京都宇治の万福寺で修業し、抹茶ではなく、
煎茶道を広めたとされ、中興の祖といわれています

ちなみに、群馬県茶道会に加盟している煎茶道の流儀は、
東阿部流、一茶菴流、浄源流、静風流などなど

伊藤若冲が描いた賣茶翁の肖像画も掲載されているwiki 
         
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A3%B2%E8%8C%B6%E7%BF%81

以前、お茶事をしたとき、掛軸の関連で
賣茶翁の話題になり、「賣茶翁」というお菓子屋さんが
仙台にあると、ATさんがお話してくれたことがありました

今回、この「みちのくせんべい」をATさんからいただきました
昔も今も、電話注文ができないので(電話番号は非公開だそう)、
仙台にいるお孫さんに送ってもらったとか
お気遣いありがとうございます
貴重ですっ!

ジャーン! これがその賣茶翁の「みちのくせんべい」です
DSCN0553.jpg
包み紙は和紙
枝折には、「手をついて 言上顔(ごんじょうがお)の 蛙(絵)かな」
DSCN0554.jpg
開けてみると、薄く焼かれた麩焼きせんべいが
DSCN0556.jpg
おせんべいの表面にお砂糖蜜が塗ってあります

かなり甘いけど、しつこくない甘さとおせんべいが
ベストマッチしています

おいしい玉露を飲みたくなりました
スポンサーサイト

梅の花が咲き始めました

今日は節分、明日は立春
庭のシンボルツリーの枝垂れ梅が咲き始めました
DSCN0545.jpg
「緑萼梅(りょくがくばい)」という種類です
DSCN0550.jpg
花は爽やかな白、萼が鮮やかな緑色で、とってもきれいです

梅の花を詠んだ和歌で有名なのは
やっぱり、天神さまの菅原道真ですね
「東風(こち)吹かばにほひをこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな」
飛梅(とびうめ)伝説についてはwikiを 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E6%A2%85
お土産に頂いた、大宰府の天満宮で有名な『梅ヶ枝餅(うめがえもち)』が頭に浮かびます
umegae.jpg
    かさの家のHPから 
焼き餅の香ばしさと小豆餡で素朴な味でおいしいです

それから、
紀貫之の歌に
「人はいさ心も知らずふるさとは 花ぞ昔の香ににほひける」
百人一首にも選ばれていますよね
そこで、香りつながりで、煉香(ねりこう)の『梅ヶ香(うめがか)』
umega.jpg
    鳩居堂のHPから 
値段もお手ごろで、穏やかないい香りです

お茶では、炉の季節(11月~4月)に使います
黒い丸薬状の香を、薄く溶いた蜂蜜で練り直すのですが
練っている間に、もう何とも言えないいい香りがしてきます(聞こえてきます)
焚くと、心地よい香りが茶室に広がります