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秋のお茶会

11月22日(日)は、高崎市と高崎茶道会との
合同茶会がありました

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  会場のシティギャラリーの前で
   S氏、Sさん、Tさん

第1席、立礼(畳の上ではなく、テーブルを使い、イスに座って点てる)での薄茶点前
大勢のお客様に来ていただきました
ありがとうございました

席を2回任され、社中9名で
席主(せきしゅ:茶席の責任者、お客様への挨拶やお道具の説明をする)、
東(とう;お茶を点てる)、
半東(はんとう:東の補佐役で、次客さんまでお菓子や点てたお茶を運ぶ)、
通(かよい:三客さん以下にお菓子や陰点てしたお茶などを運びます)
水屋の人は、お菓子の盛付け、陰点て、道具を清めたりなどの役です

流儀の席には延べ343名のお客様が見えました
皆さん、お稽古して臨んだのですが
緊張もあり、思ったとおりにいかないこともあったでしょう
ライブにハプニングはつきもので
場慣れするのも大事なこと
経験を積み重ねて、フレキシブルに対応できるようになりたいものですね
バタバタしてて全員での写真が撮れなかったのは残念でした

社中の皆さん、関係者の皆さん、お疲れさまでした
そして、親先生のK先生、ありがとうございました
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A会員研究会

昨日、1年に1回のA会員研究会に行ってきました
実習のご指導はお家元宗匠、「乱れ飾り」以上の取得者が対象です

流儀の雪輪棚(ゆきわだな 八世一元斎好)を使い、
まずは、「供茶付雪月花
12畳半という大きなしつらえで始まり、8畳になって薄茶を点てます
メンバーは8名、雪月花札(裏に、花、月、雪の字と漢数字が書かれている)を
折据(おりすえ)という中に入れて引き、役割や順序を決めます
花が東(とう お茶を点てる)、雪が半東(はんとう お茶を運ぶ)、月(お茶を飲む)
ふーっ、ややこしや、ややこしや‥‥‥
人数とキャパの関係で普段はなかなかお稽古ができないのが残念です
(画像は清友庵のものを含め参考までに)
sei.jpg
   雪輪棚(青漆爪紅せいしつつまぐれ)
or.jpg
  折据(大きさは中 一辺が畳7目位)
ちなみに、折据(小)は5目位で、花月に使います
se.jpg
       雪月花札

午後は、雪輪棚の諸飾り
薄茶を点て、お仕舞のときに、使ったお道具を棚に飾ります
雪輪棚の飾り方は8通りもあり、蓋置も飾ります
蓋置も七種の蓋置から、一閑人三つ葉
そして、流祖不白好みの宝殿(ほうでん)などの飾り方

最後には、帛紗も飾る総飾
水指の蓋が替え蓋、共蓋との場合の飾り方がどう違うか
実習の中でご指導していただきました
DSCF5571.jpg   DSCF5575.jpg
     三つ葉                 宝殿

さらに、帛紗、茶巾などの割り稽古についても
言及され、一つひとつ丁寧に教えてくださいました

常に初心に帰ることの大事さを改めて心に刻み、
今回の研究会は、まさに実学、
本当にありがたいってこのことだなと、思いました