27年1月のお稽古
今月は、おめでたい道具を選んでみました

お軸は「彩鳳舞丹霄(さいほう たんしょうに まう)」
長い柳をミニ結び柳にして、紅白の椿(藪椿&白玉椿)をあしらって

四方棚(よほうだな)に
棗は、老松(おいまつ)
水指は、三島(みしま)で狂言袴(きょうげんばかま)鶴の模様も入ってます
四方棚は天板と地板が四方形で二本柱があり、
台子(だいす)を半分にしたのが始まりで、
天板の方が地板より大きいのが特色です
大きめな桐木地で角 が直角なものは炉用の利休好みだそうですが、
小さめものは炉・風炉共用です
画像は、溜塗(ためぬり)で、批目(へぎめ)が棚板に彫りこんであります
点前の最後に、天板に柄杓、蓋置、茶碗などを、
また、地板に蓋置を飾ることもできます

茶杓は、輪島塗で松葉の蒔絵

茶碗は、岸辺の鶴亀

釜は、松竹梅 真形羽釜(しんなり はがま)

蓋置は、一富士 二鷹 三茄子

お菓子は、藪柑子(やぶこうじ)、餡は胡麻餡
小さな赤い実(ゼリー)が見えるでしょうか

庭の藪柑子は毎年たくさん真っ赤なキレイな実をつけますが、
今年は、ヒヨドリに全部食べられてしまいました(>_<)
実の画像はWikipedia

お道具を替えて、濃茶(こいちゃ)のお稽古
濃茶に初めてチャレンジするHちゃん
一所懸命な姿がうれしいですね
お初釜に参加できなかった人も
お正月気分を味わってもらえますように

お軸は「彩鳳舞丹霄(さいほう たんしょうに まう)」
長い柳をミニ結び柳にして、紅白の椿(藪椿&白玉椿)をあしらって

四方棚(よほうだな)に
棗は、老松(おいまつ)
水指は、三島(みしま)で狂言袴(きょうげんばかま)鶴の模様も入ってます
四方棚は天板と地板が四方形で二本柱があり、
台子(だいす)を半分にしたのが始まりで、
天板の方が地板より大きいのが特色です
大きめな桐木地で角 が直角なものは炉用の利休好みだそうですが、
小さめものは炉・風炉共用です
画像は、溜塗(ためぬり)で、批目(へぎめ)が棚板に彫りこんであります
点前の最後に、天板に柄杓、蓋置、茶碗などを、
また、地板に蓋置を飾ることもできます

茶杓は、輪島塗で松葉の蒔絵

茶碗は、岸辺の鶴亀

釜は、松竹梅 真形羽釜(しんなり はがま)

蓋置は、一富士 二鷹 三茄子

お菓子は、藪柑子(やぶこうじ)、餡は胡麻餡
小さな赤い実(ゼリー)が見えるでしょうか


庭の藪柑子は毎年たくさん真っ赤なキレイな実をつけますが、
今年は、ヒヨドリに全部食べられてしまいました(>_<)
実の画像はWikipedia

お道具を替えて、濃茶(こいちゃ)のお稽古
濃茶に初めてチャレンジするHちゃん
一所懸命な姿がうれしいですね
お初釜に参加できなかった人も
お正月気分を味わってもらえますように

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「十二月十二日」って?
十二月十二日って書いてあるお札?
のような紙が貼ってありました

中軽井沢のかぎもとや にて
ここのお蕎麦は、飽きのこない味っていうのかしら
オーソドックスで気に入ってます
それから、味噌味のけんちん汁もおいしい
味噌味は信州ならでしょうか
お店の人に聞いてみると、
下から読むと、「ひにとっつきにくい」
一番上の「十」は、「一」と「九」に分けて読むとのこと
火災除けだそうです
帰宅してから、検索してみたら、似たようなのが出てきます
石川五右衛門にちなんだ泥棒除けとか‥‥‥
たとえば、
yahooの知恵袋 泥棒除け火災除けのマジナイ
がありました
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1111210516
いろいろ見てみると面白いですよね
のような紙が貼ってありました

中軽井沢のかぎもとや にて
ここのお蕎麦は、飽きのこない味っていうのかしら
オーソドックスで気に入ってます
それから、味噌味のけんちん汁もおいしい
味噌味は信州ならでしょうか
お店の人に聞いてみると、
下から読むと、「ひにとっつきにくい」
一番上の「十」は、「一」と「九」に分けて読むとのこと
火災除けだそうです
帰宅してから、検索してみたら、似たようなのが出てきます
石川五右衛門にちなんだ泥棒除けとか‥‥‥
たとえば、
yahooの知恵袋 泥棒除け火災除けのマジナイ
がありました

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1111210516
いろいろ見てみると面白いですよね

「松ぼっくり」の金平糖
お茶のステキな先輩のS先生からいただいたお菓子

鳩サブレーで有名な鎌倉の豊島屋の「松ぼっくり」

黒糖で作った、ちょっと大きめな金平糖です
金平糖や甘納豆などの小さなお菓子は、
振出しという容器に入れてお出しします
読んで字のごとく、お菓子を振出して使う容器で、
染付(そめつけ 白地に青色の模様の磁器 青花 せいかともいいます)が
多いのですが、たまには、お正月なので

黄交趾(きこうち 交趾はもともとはベトナムで焼かれていたやきもの
黄色の釉薬で焼かれていて、表面に盛り上がった文様が特徴)の華やかなものを
右手で振出しを取り、左手に持たせて菅の蓋を取り、
懐紙の右上に置き、容器を両手で回しながら中のお菓子を出します

懐紙に出すと、コロコロ転がってしまうので、
四角の対角線に折り目をつけると、ほら大丈夫

いただきます
黒砂糖の素朴な味がほっこりします
振出しは、茶箱の点前にも使いますよ

鳩サブレーで有名な鎌倉の豊島屋の「松ぼっくり」

黒糖で作った、ちょっと大きめな金平糖です
金平糖や甘納豆などの小さなお菓子は、
振出しという容器に入れてお出しします
読んで字のごとく、お菓子を振出して使う容器で、
染付(そめつけ 白地に青色の模様の磁器 青花 せいかともいいます)が
多いのですが、たまには、お正月なので

黄交趾(きこうち 交趾はもともとはベトナムで焼かれていたやきもの
黄色の釉薬で焼かれていて、表面に盛り上がった文様が特徴)の華やかなものを
右手で振出しを取り、左手に持たせて菅の蓋を取り、
懐紙の右上に置き、容器を両手で回しながら中のお菓子を出します

懐紙に出すと、コロコロ転がってしまうので、
四角の対角線に折り目をつけると、ほら大丈夫

いただきます
黒砂糖の素朴な味がほっこりします
振出しは、茶箱の点前にも使いますよ

平成27年初釜&ワンコイン茶会
今年の初釜は、10日(土)10時から始めました

床の間のしつらい
まず、香煎茶(こうせんちゃ)でノドを潤してもらって

春蘭茶(しゅんらんちゃ)
昨年の花の塩漬けで、これに熱いお湯を入れて喫みます
台炭(だいずみ)は、Sさん
利休さんにお供茶(くちゃ)は、AさんとTさん
大福茶(おおぶくちゃ 濃茶)は私
初釜については、昨年のブログも見てくださいね
http://sadoseiyuan.blog.fc2.com/blog-entry-489.html
それから薄茶は花月(かげつ)をしました
花月は七事式'(しちじしき)というお稽古方法の一つで、
札を回し、月の札が当たった人がお茶を飲めて、
花の札が当たった人はお茶を点てることになります
臨機応変に一喜一憂しながらお茶のお稽古ができますよ

点前畳(てまえだたみ)の棚は、竹台子(たけだいす)

青竹の花入れには、柳と紅白の椿
主菓子は、花びら餅


薄茶には、京都のお土産にいただいたお干菓子を用意して
そしてお待ちかねの点心(てんしん 懐石より軽い食事)は、
松花堂(しょうかどう)弁当を作りました
左上から時計回りに

伊達巻・花豆・羽子板の蒲鉾、ヒラメの昆布〆・紅白なます、
お赤飯、鮭の西京漬け・沢庵
椀物はお雑煮で、焼き餅・鴨肉・手毬麩の生麩・小松菜・へぎ柚子

四段の提げ重には、下の重から
海老の旨煮、蛸の照り煮、カボチャの含め煮、小さな生菓子で福梅

別皿で海老芋の煮物、春菊の胡麻和え
以上が点心のメニューでした
最後に福引をして、これからの1年
また楽しくお稽古をしましょう
そして、15時からは、「第5回 新春ワンコインお茶会」(会費500円)です
ご近所や、社中や、知人の方々が集まり

和気藹々にお茶(薄茶)、お菓子タイムでした
本年もよろしくお願いします

床の間のしつらい
まず、香煎茶(こうせんちゃ)でノドを潤してもらって

春蘭茶(しゅんらんちゃ)
昨年の花の塩漬けで、これに熱いお湯を入れて喫みます
台炭(だいずみ)は、Sさん
利休さんにお供茶(くちゃ)は、AさんとTさん
大福茶(おおぶくちゃ 濃茶)は私
初釜については、昨年のブログも見てくださいね

http://sadoseiyuan.blog.fc2.com/blog-entry-489.html
それから薄茶は花月(かげつ)をしました
花月は七事式'(しちじしき)というお稽古方法の一つで、
札を回し、月の札が当たった人がお茶を飲めて、
花の札が当たった人はお茶を点てることになります
臨機応変に一喜一憂しながらお茶のお稽古ができますよ

点前畳(てまえだたみ)の棚は、竹台子(たけだいす)

青竹の花入れには、柳と紅白の椿
主菓子は、花びら餅


薄茶には、京都のお土産にいただいたお干菓子を用意して
そしてお待ちかねの点心(てんしん 懐石より軽い食事)は、
松花堂(しょうかどう)弁当を作りました
左上から時計回りに

伊達巻・花豆・羽子板の蒲鉾、ヒラメの昆布〆・紅白なます、
お赤飯、鮭の西京漬け・沢庵
椀物はお雑煮で、焼き餅・鴨肉・手毬麩の生麩・小松菜・へぎ柚子

四段の提げ重には、下の重から
海老の旨煮、蛸の照り煮、カボチャの含め煮、小さな生菓子で福梅

別皿で海老芋の煮物、春菊の胡麻和え
以上が点心のメニューでした
最後に福引をして、これからの1年
また楽しくお稽古をしましょう
そして、15時からは、「第5回 新春ワンコインお茶会」(会費500円)です
ご近所や、社中や、知人の方々が集まり

和気藹々にお茶(薄茶)、お菓子タイムでした
本年もよろしくお願いします

我が家の年賀状
我が家の年賀状、平成27年版は「羊形硯(ようけいけん)」

2色刷りの4色です
羊形硯は、奈良市 旧平城京左京四条四坊九坪から出土しました
太安万侶(おおのやすまろ)の屋敷があったところだそうです
その羊形硯はコレ

奈良文化財研究所 所蔵

奈良へ行った時に、出土したところを訪ねてみました
JR奈良駅の西側にある学校法人 白藤学園 あたりだそううです
色刷り工程は、サロンHP中の アトリエ モア ザン モア で

2色刷りの4色です

羊形硯は、奈良市 旧平城京左京四条四坊九坪から出土しました
太安万侶(おおのやすまろ)の屋敷があったところだそうです
その羊形硯はコレ

奈良文化財研究所 所蔵

奈良へ行った時に、出土したところを訪ねてみました
JR奈良駅の西側にある学校法人 白藤学園 あたりだそううです
色刷り工程は、サロンHP中の アトリエ モア ザン モア で

バスで回った奈良の一日
さて、2014/12/29付でご紹介した
奈良公園・西の京の世界遺産1-Day Passを
使って回ったのは、
まず、近鉄奈良駅からバスで、大安寺へ

徒歩で、奈良市埋蔵文化財センターへ
ちょうど「大安寺展」の展示があって
ボランティアガイドの方の詳しい説明あり
バスと近鉄で西大寺駅へ

徒歩で、奈良文化財研究所へ
新庁舎への建替で仮設庁舎になってました

庁舎の裏から朱雀門が見える 平城宮跡資料館

徒歩で、西大寺へ

バスで、秋篠寺へ
住宅の間の狭い道路をバスが通るのにビックリ!

バスで、海龍王寺へ
そしてバスで近鉄奈良駅に戻る

漢国(かんごう)神社・林(りん)神社へお参り
お菓子の神様なので、寄進者の名前に京阪神の和菓子屋さんのズラリ

東向商店街にある奈良基督教会
クリスマスイルミネーションがキレイでした
古都奈良にふさわしい和風建築で
信者の宮大工さんが建てたそうです

南都銀行本店(旧六十八銀行)
柱に羊の装飾があり、羊は富のシンボルとか
そして、夜はいつもの「まんぎょく」へ
奈良公園・西の京の世界遺産1-Day Passを
使って回ったのは、
まず、近鉄奈良駅からバスで、大安寺へ

徒歩で、奈良市埋蔵文化財センターへ
ちょうど「大安寺展」の展示があって
ボランティアガイドの方の詳しい説明あり
バスと近鉄で西大寺駅へ

徒歩で、奈良文化財研究所へ
新庁舎への建替で仮設庁舎になってました


庁舎の裏から朱雀門が見える 平城宮跡資料館

徒歩で、西大寺へ

バスで、秋篠寺へ
住宅の間の狭い道路をバスが通るのにビックリ!

バスで、海龍王寺へ
そしてバスで近鉄奈良駅に戻る

漢国(かんごう)神社・林(りん)神社へお参り
お菓子の神様なので、寄進者の名前に京阪神の和菓子屋さんのズラリ

東向商店街にある奈良基督教会
クリスマスイルミネーションがキレイでした
古都奈良にふさわしい和風建築で
信者の宮大工さんが建てたそうです

南都銀行本店(旧六十八銀行)
柱に羊の装飾があり、羊は富のシンボルとか
そして、夜はいつもの「まんぎょく」へ

新年明けましておめでとうございます!
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いたします

初日の出 山なので遅かったです(笑)
左側の山の端の続きが下の画像です

右:高崎市役所、左:NTT
お正月に新春を祝って行われるお茶の行事を
「初釜(はつがま)」、「点初め(たてぞめ)」などと言い、
お茶をお稽古していると、楽しみな行事の一つです
晴れやかな雰囲気の中で、これからの1年
お稽古に励もうかな、という新たな気持ちになります
初釜のしつらいの一つに「結び柳」があります
部屋の隅の柱の高い所に長い柳と紅白の椿を青竹に生けます
柳はその中の1本を丸く結びます
お互いがこの柳に結ばれる、とか、
柳は「陽」の木で、「一陽来復(いちようらいふく)」
冬が去って春が来る、祝う心を表すなどの意味があるそうです
この長い柳ですが、今まで頼んでいたお店が扱わなくなったので
急きょ、京都から取り寄せました

初釜のしつらいは、こんな感じになります

以前の初釜
今年も皆さんと楽しくお稽古できるよう
頑張っていきたいと思っています
健やかないい年でありますように
本年もよろしくお願いたします

初日の出 山なので遅かったです(笑)
左側の山の端の続きが下の画像です

右:高崎市役所、左:NTT
お正月に新春を祝って行われるお茶の行事を
「初釜(はつがま)」、「点初め(たてぞめ)」などと言い、
お茶をお稽古していると、楽しみな行事の一つです
晴れやかな雰囲気の中で、これからの1年
お稽古に励もうかな、という新たな気持ちになります
初釜のしつらいの一つに「結び柳」があります
部屋の隅の柱の高い所に長い柳と紅白の椿を青竹に生けます
柳はその中の1本を丸く結びます
お互いがこの柳に結ばれる、とか、
柳は「陽」の木で、「一陽来復(いちようらいふく)」
冬が去って春が来る、祝う心を表すなどの意味があるそうです
この長い柳ですが、今まで頼んでいたお店が扱わなくなったので
急きょ、京都から取り寄せました

初釜のしつらいは、こんな感じになります

以前の初釜
今年も皆さんと楽しくお稽古できるよう
頑張っていきたいと思っています
健やかないい年でありますように

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