久しぶりのお茶事
訪問着を着て出かけて来ました。
母の形見の着物なので、少し地味な色合いでしたが、
オレンジの帯揚げと帯締めでアクセントをつけました。

正午の茶事(しょうごのちゃじ)は、基本のお茶事で、
茶室で、懐石料理(昼食)をいただいたあとに
濃茶(こいちゃ)、薄茶(うすちゃ)をいただきます。
もちろん、お懐石をいただいている時には、お酒も出ますし、
お茶をいただく時には、お菓子も出ます。
お客と亭主(招く方)のアウンの呼吸で
挨拶やお話を交わしたり、なかなか知的な
やりとりです。
私はまだまだ未熟なので、動きがぎこちなく、
ご一緒していただく先輩たちを
見よう見まねで、どうにか……
正午から4時間位で茶事が終わります。
心のこもったおもてなしで、
和やかな至福のときを過ごせました。
サプライズ!10/27

ビューホテルにて
10月27・28日の二日間にわたって
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)の
全国大会が、高崎市の中央図書館とシティギャラリーで
開催されました。
この協議会は、
歴史資料として重要な、公文書(行政資料)や古文書などを、
後世に伝えるため、保存・管理、公開・調査研究をはかれるよう
取り組んでいます。


シティギャラリーでの記念講演は
「公文書管理法への思いと期待」と題して
講師は、元総理・福田康夫氏でした。
福田氏は、小泉内閣の内閣官房長官だったとき、
戦争直後の前橋の写真を探してほしいと頼まれ、
地元にはなかったのに、アメリカ行ったとき、
国立公文書館で見つけたそうです。
そのことに感銘をうけ、公文書の重要さを
今まで以上に意識された福田氏は、
小泉総理大臣施政方針演説などに、
公文書の管理・保存・利用の体制整備を
盛り込んだり、活動してきました。
そして、内閣総理大臣就任してからも
その意思を表明、尽力され
公文書管理法の平成23年4月施行につながりました。

以前そのアメリカでのエピソードを新聞で見て
興味があったので、生でお話を聴けてよかったです。
27日夜の交流会が、ビューホテルであり、
参加者が懇親を深めているとき、
突然、福田氏が現れました。
一部の方達は知らされていたのでしょうけれど、
私たちはビックリ!!
サプライズでした。
選挙演説でもなく、辛亥革命など歴史や資料について
語る福田氏……
TVなどマスコミを通してのイメージとはまた違った一面を
感じました。
今日の庭
雨模様の今日、太陽が出ていないのはさびしいですが、
庭の花たちにとっては恵みの雨、うれしそうです
ツワブキの黄色の花がとても元気です
シュウメイギクの白い花はステキ
ホトトギスは茶花によく使います
頑張って咲いているローズマリー
キンカンの実はまだまだ青い
色づきはじめたナンテンの実
もうそろそろ終わりのミズヒキ・ハゼラン・シュウカイドウ
たくさんついたツバキの蕾
秋が深まるにつれて、庭がさびしくなりますが
それはそれで、違う楽しみも出てきます
静かな朝

今日の茶室の花は、庭に咲いていた
まだつぼみの小菊、ホトトギス、
それにコエビソウを竹籠に生けました。

お軸は「清風万里秋」(せいふうばんりのあき)。
秋がいたるところに訪れ、すがすがしい風が吹いている、
という意味ですが、悟りを開いた瞬間のこともいうそうです。
静かな時間が流れていきます。
11月6日メルシャン閉館!
昨日、軽井沢のちょっと先の御代田町にある
メルシャン軽井沢美術館に行ってきました
春頃の新聞に「閉館する」記事が載っていたからです
ここは、1955年から軽井沢ウイスキー蒸留所として、
国産モルトウイスキー「軽井沢」を生みだしたところです
見学入り口(内部は撮影禁止)
敷地内に建てられた美術館は、印象派など、さまざまな企画展を催し、
今は、「アンリ・ル・シダネル」展が開かれています
受付の方に聞いたら、11月6日に閉館
そして、併設するメルシャンプラザ(ワイン・ウイスキーなどの試飲、販売)や、
カフェなども閉めるとのことです
ゆったりとした敷地内の樹木・草花を見ながら散策でき、
浅間山も望め、豊かな環境の中にあるところです
運営を続ける事は、コスト面で難しいのでしょう、残念です
クジャク草とシオン 一位(北海道ではオンコ)の木
赤い実は鳥も食べますが、人も食べられます
始めて蒸留所を見学しました
もう蒸留していない蒸留所 貯蔵庫と外に積んであった樽
静かに樽が寝ている貯蔵庫、
ふくいくとした香りがただよっています
少しの時間があれば見られます
閉館まであとわずか
どうぞ皆さんも足を運んでみてください
HPはこちらhttp://www.mercian.co.jp/musee/facilities/index.html
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