FC2ブログ

香点前のお稽古

茶道のグループ稽古の七事式(しちじしき)
この7つの式の内のひとつに、「且座」(しゃざ)というのがあります

メンバーは5人で、折据(おりすえ)の中の札を引いて
役割を決めます
「二」を引いた人が三客になり、香点前をします
普段のお稽古では、なかなか香を聞く機会がないので、
物は試し!とばかりに、割稽古しました

香りを楽しむ、鑑賞することを「香を聞く」とか「聞香(もんこう)」といいます

201909231.jpg
用意するものは、
香盆、聞香炉、重香合、銀葉(雲母)、銀葉挟み、香箸、火箸、
たとう(香包み)、香炉灰、灰押さえ、香木、香炭団など、
且座では、香道具の内の一部を使います
201909233.jpg
香たどん

201909244.jpg
白檀の木 左側は母が削った跡が残っています

香木を香炉で薫くのですが、だいたい白檀を使います
ほかには、沈香(じんこう)、伽羅(きゃら)などもあります

白檀は、みなさんご存じのサンダルウッド
瞑想にも用いられる落ち着いた香りです
学名は、Santalum album  サンタラム アルバム
ビャクダン科の常緑高木で、
インド南部のマイソールあたりのものが最も高品質とされ
「老山白檀(ろうざんびゃくだん)」といわれています
ちょっとオリエンタルでウッディーの香り、甘い香りも

201909242.jpg201909243.jpg
この角割をさらに1/3くらいに割って使います

香炉に香炉灰をいれ、火をつけた炭団を埋めて、灰押さえで灰を整えて、
火窓・聞き筋をつけます
火窓の上に銀葉を載せて、香木を銀葉の上に載せて、香を聞きます
香木に直接火をつけるのではなく、間接的に温めます

「最初、甘い香りで、それから落ち着いた香りが聞こえてきます」
と言ったChi-ruちゃん
いい感してますね

201909241.jpg
香点前がすんだら、床の間に飾ります

さあこれでお点前大丈夫かしら?!
七事式で且座に挑戦してみましょう 
スポンサーサイト



夏のお菓子あれこれ

早いものでもう9月
今年の夏も暑かったですね!

清友庵の夏のお稽古のお菓子は、
涼しさを五感で感じてもらえるようにセレクトしています
一部をご紹介しますね

まずは、お干菓子(ひがし)から
201909043.jpg  201909043c.jpg
  「氷室」、「朝顔」→ 裏面は味噌松風になっています

201909044.jpg  201909045.jpg
  「かき氷」、「夏菊」         「蟹、水、青楓」、「うちわ」

それから、主菓子(おもがし)は
201909041.jpg
  「朝顔」

201909042.jpg
  「山あじさい」

201909046.jpg
  「ホタル」

夏ならではの風情の意匠
和菓子はキレイで可愛くて美味しいですよね

冷たーいお茶で、おもてなし

​​8月になって、もの凄く暑いですね(;´Д`)

夏は、まず目から涼しさの演出
茶室の室礼(しつらえ)を変えます
お座敷スダレをかけて、
お軸は、表装が涼やかな浅黄色の本阿弥切の
臨書をかけました

普段のお茶のお稽古もしますが、
まずは、猛暑ならではのお茶のおもてなし
冷水点て(れいすいだて)」のお稽古から
お道具も義山(ぎやまん ガラスのこと)の
お棗、お茶杓、お茶碗を使って
冷たい氷水でお茶を点ててもらいました
201908re1.jpg
 淡青金彩の棗
201908re2.jpg 201908re3.jpg
お茶碗の中の茶巾は「千鳥茶巾」にして仕組みます
201908re4.jpg
水指には、氷水
201908re7.jpg
Chi-ruちゃん、初めての冷水点てです
201908re5.jpg
冷たいお茶を一口含むと、
さあーっと涼風が吹いてくるような感じ
冷たくてまろやかな甘さ、おいしさが
身体にしみ入ってきます

201908re6.jpg
お菓子も涼菓、錦玉羹の「青楓」などを

しばし、暑さを忘れるひと時です

第1回七事式

社中の皆さんもお稽古を重ねてきたので、
そろそろ七事式(しちじしき)を
してみようかなと‥‥‥計画しました

七事式は、18世紀に表千家7代の如心斎(じょしんさい)・
弟の裏千家8代の一燈宗室(いっとうそうしつ)
そして、如心斎の高弟で、流祖川上不白(かわかみ ふはく)が
茶道の習練を目的に制定した7つの式

7つの式の内、「花月」、茶花にかかわるものの一つ「廻り花」、
そして「数茶
この3つの式を今回お稽古しました
お友達のIさんをお誘いして、社中のみなさん7名で計9名

201907288.jpg
今の時季はお花が少ししか咲いてなくて‥‥‥
先生のお庭の花をたくさんいただいてきて、
Mさんが持ってきてくれたのと合わせたら
とってもステキな花が集まりました

10時に席入りして、
201907281.jpg
軸は「七事式」
水指はイタリアのDerutaのポット
以前イタリアに行ったときにもとめてきました
塗蓋を合わせて水指に見立てました
初めてのお目見えです

まずは、利休さんにお献茶してから、廻り花

特別にむずかしい決まりはなく、程よく選んだ花を
三重切(さんじゅうぎり)の竹花入れに
主客がかわるがわるに入れていきます

201907283.jpg
お正客(上座)から、中、下、上と
順に花を生けていきます
そして、4番目の人は、中を生けた人に
「揚げさせていただきます」と挨拶して、
そこに違う花を生けます
そして、その次に亭主が生け、
正客が「お止めください」というまで
順に生けて行きます
201907284.jpg
とは、いうものの
201907285.jpg
花入れの前で、新人さんもベテランさんも悩みます
201907287.jpg
バランスと色と考えながら生けるのは
結構難しいですが、でも楽しい

さて、廻り花がおわったら、花月です
201907286.jpg

ちょうどお昼頃になったので
お寿司でランチ
事前に作っておいた味噌仕立てのけんちん汁と、酢の物を
一緒に出して、みなさんといただきました

午後は、また廻り花、花月をして、最後に数茶
いつものお稽古とは違った緊張感と楽しさがありました

そうそう、本日のお菓子
お干菓子から
201907289.jpg
「うちわ 朝顔」(種合わせ)、「風鈴」(和三盆)

主菓子は、
2019072810.jpg
「水の面(みずのおも)」(琥珀羹)
錦玉羹の中に、大徳寺納豆が入っています
この塩味がいい感じ

何とか時間通りに終わってよかった
社中の皆さんが一緒にお稽古する機会は少ないので
いいお勉強会になりました

体験コース3回目

清友庵茶道教室の体験コースは月2回の3ヵ月コースで6回
W君は3回目です
お点前の基礎となる割りげいこのほか、
お点前の最初から最後まで通してお稽古しています

「略盆点前」は、風炉釜を使わずに銀瓶や鉄瓶、またはポットなど
身近なお道具でお茶を点てられるお盆のお点前です
でも、帛紗の扱い、棗・茶杓の拭き方、茶筅・茶巾の扱いなどの所作は変わりません

なので、みなさん最初は結構苦労します
そして不思議なことに、いつの間にかたどたどしさが取れてきます

さあ、まず本日のお菓子から
201907061.jpg
七夕にちなんで「織姫」
かわいい糸巻の形です

201907062.jpg
お干菓子は、和三盆で「流れ星」と、天の川の「水」

早速お点前にチャレンジ!
201907065.jpg
棗からお茶碗にお茶を入れて
茶筅の振り方もよかったですよ
W君の点てたお茶おいしかったです!

201907064.jpg
棗の中のお茶を乱さないように、茶杓でキレイにすくえていました

W君曰く、
「茶道のお稽古は忙しない日常の中で心を落ち着かせる時間」だとか
フレッシュな姿勢が伝わってきて、次回のお稽古も楽しみです