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上巳の節句も終わり‥‥‥

2月が終わり3月になり、上巳の節句(ひな祭り)が過ぎて、
いよいよ釣釜(つりがま)を使ったお稽古をします

なので、2月末は、釣釜の準備をしました
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炉の中で釜を載せている五徳(ごとく)をあげて
洗って干します

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茶室の天井に打たれた蛭釘(ひるくぎ)から
吊り下げる鎖、弦、大鐶の用意

雲龍釜(うんりゅうがま)のお出まし
釜の胴に雲に乗って昇天する龍が鋳出してあり、
釜の蓋の摘みに掻立鐶(かきたてかん)という
杖のようなものが付いています

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  釜に蓋がしてあるとき
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   蓋置に置いたら、摘みを向うに倒します  

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あとは、お軸とお棚も変えて
棗と茶杓、茶碗も変えなくちゃ‥‥‥
忙しいけど、実はあれこれ考えるのがとっても楽しみなので

釣釜は、柄杓でお湯を汲む時、釜はゆらゆら揺れ、柄杓を釜に預ける時などは柄杓も揺れます
初めて釣釜のお点前をする人は、ちょっとドキドキもの

でも、釣釜がゆらゆらと揺れるのが、また風情なんですよね
春風が吹いていみたい、という人もいます

さて、雲龍釜の蓋の摘みの掻立鐶
扱い方についてのなぜ?は、実際にお稽古をすると
なるほど!と「ガッテン!」ですよね
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平成31(2019)年度 第37回 新春の会

2月24日(日)
江戸千家不白会群馬支部の「新春の会」が
前橋テルサ2階ホールで、行われました

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「新春の会」にふさわしい穏やかで暖かな日になりました
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例年のように、お家元宗匠をお迎えして
・先ず、定期総会
・お家元による「大福茶
お初釜の室礼の中、会員から推挙された方々が
お家元が点てた濃茶をいただけます
・実習「通い付且座(かよいつきしゃざ)」
通常、且座は5人ですが、通いがついて6人で行います
お家元の「お話
今回は、ご宗家お初釜に関するお話、
如心斎作「嶋台」茶碗一対と無學和尚筆の由来書について、
昨年、米寿を迎えられたお家元の茶の湯にたいするお心構え
など、「お話」とあるように堅苦しくないよう、分かりやすく
お話してくださいました

もちろん、会員のお楽しみ「福引」も総会のあとにあります

そうそう、、総会の前にはお呈茶があり、
お茶と一緒に吉例のお菓子「蓬莱饅頭」をいただきました
このお饅頭がとてもおいしい!ので、
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今年は、おみやげに左の桜の袋に入れてテイクアウト

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  中の餡がとってもきれい!
家人と半分こにしていただきました

お家元のお話で気持ちも新たに1年過ごしたいと思います

今日は節分、明日は立春!

2月の室礼(しつらい)
いわゆる模様替えです
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お軸は「春入千林処々鶯(はるいる せんりん しょしょ うぐいす)」
春の気配が林という林に充ち、至る所でウグイスが鳴いている
という意味、春を待ちわびて掛けました
お花は、蠟梅と椿「数寄屋侘助」
蠟梅は、SK(M)さんが今年も持ってきてくれました
ありがとうございます!

お香合は、「節分香合」
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蓋をあけると、お福さんが現れます
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「かわいいーッ♪」と声があがります

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お棚は「旅箪笥(たびだんす)」
旅箪笥は、桐木地で作られた、利休好みの箱のような棚
今回は、柄杓と蓋置を飾りました
お茶碗も飾る「総飾り」もあります

総飾りといえば、
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先月のお稽古では、Tちゃんが「雪輪棚(ゆきわだな)」で
建水に帛紗も飾る「総飾り」にチャレンジしました

今日は節分!
庭にはウグイスはまだ来ませんが、
しだれ梅が咲きそうです 
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真ん中にポツンと白く見えるのが咲きそうですが、
ほかのツボミはまだ固いです

明日は立春!
春が待ち遠しいですね

秋・冬のお菓子あれこれ

昨年(2018)11月~今年(2019)1月の
お茶のお稽古のときのお菓子をご紹介します

ただし、その都度ブログにアップしたお菓子以外ですが
それから、クリスマス バージョンのお菓子は撮り忘れてしまいました(^-^;

まずは、主菓子(おもがし)から

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「延年」練切(ねりきり)

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「赤い実」黄味しぐれ、こし餡

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「姫椿」ういろう、味噌餡

それから、お干菓子(ひがし)は

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左:「笹結び」ほうずい、右:「椿」麩焼きせんべい

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左:「水仙」ゼリー、右:「梅」麩焼きせんべい

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左:「梅」ゼリー、右:「松」麩焼きせんべい

お菓子を眺めるだけでも季節の移ろいが感じられますし、
お茶を一服いただくと、いっそうおいしさが増しますよ

茶の湯の炭

茶道に使う炭は、洗って乾かしてから使います
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お稽古に使う炭が少なくなってきたので
炭を洗いました
水を流しながらタワシで洗います
炭のまわりの皮が剥がれないように
やさしく洗って、天日で干します

炭のまわりや中の炭の粉を取っておかないと、モウ大変!
手や指で持つと、まっくろくろすけになったり、
火を熾すとパチッ、パチッと火の粉が飛んで畳に焼け焦げの痕がつきます

炭は、基本は火箸を使って炉や風炉につぎますが、
炭点前では、胴炭(どうずみ)を手で扱います
そして、その指を袖の裏で拭きます
大事なときに指が真っ黒になったら困りますよね

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   炭火は、人の心も温かくしてくれます

茶の湯の釜は鉄、釜の底には「鳴り」という細工があります
お湯が沸いてくると「松風(まつかぜ)」といわれる音がしてきます
これがとってもいい音なんです!
この音が「ごちそう」のひとつ、
そして、白湯の口当たりがとてもなめらかで、
甘みを感じるのも炭ならでは

茶の湯の炭の材料は、何といっても椚(くぬぎ)や楢(なら)
とくに国産の椚がいいとされています
確かに使ってみるとよくわかる!

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樹皮が密着し、しまりがあり、炭の切り口が円のように丸く、
菊の花のような割れ目があり、これを「菊炭(きくずみ)」と言います
この「菊炭」ともいわれる上質な炭ができるまでについては
茶炭倶楽部のHPを 
https://www.chazumi-club.com/01/index3.html

この椚の炭でできた灰もとっても大事です
4月の末、炉の時季が終わる頃、、炉を仕舞います
灰をあげて、夏に洗ってキレイにして乾かして、
繰り返し繰り返し使っていきます