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紅ミュージアムのサロン

紅ミュージアムは
文政8年(1825年)、紅屋として創業した
伊勢半本店にあります
紅を製造しつつ、化粧品、アロマテラピーなどにも
事業を展開しています

 紅は、水で溶いて使います(パンフから) 
 水を含ませた筆で、玉虫色に光った紅を溶かすと、
  すぐに鮮やかな赤に変化します

ミュージアムのドアを開けると

紅と九谷焼の若手絵付師とのコラボ作品がならび

紅をお試しできるサロンスペースがあります
玉虫色は良質な紅の色
この紅を製造できるのは、伊勢半だけ


実際に水で溶いて使いますが、
水の分量や、重ねる回数により、
淡いピンクから濃い赤まで、色の調節ができます
水性ですが落ちにくく、
上からグロスとかリップクリームを重ねると
これもまたキレイです

紅花茶 試飲しましたが香ばしくて飲みやすかったです
紅花は、ビタミンE、リノール酸、食物繊維が豊富
ノンカフェインなので、美容と健康のサポートに

小町紅 カワイイ容器に入って、中に20~30回分の紅が

資料室では、紅の歴史についてのアレコレが
展示されていましたが、
江戸後期から末期にかけての化粧道具など
キレイな資料がありました

伊勢半本店紅ミュージアムは、
www.isehanhonten.co.jp/museum/index.html 

ミュージアムの隣にはエステティックサロンが
併設されてます
本日はお休みでした
いつか体験したいです


紅ミュージアムと根津美術館

先日、夕方から東京に用ができたので
午前中に、紅ミュージアム
行ってきました

紅ミュージアムは、地下鉄銀座線表参道駅から
徒歩12分、骨董通りを行った所にあります
紅とは、紅花の紅
古くから、衣類の染料、化粧料の口紅、絵具、食品などに
使われています
その紅の歴史、文化、伝統の技を伝える資料館です
ここでは、紅(口紅)をお試しでき、
また、紅に関わるグッズもあります

そして、紅ミュージアムの反対側は根津美術館
金明孟宗竹(キンメイモウソウチク)の植込みがステキ

 特別展のポスターが裏門にありました
今は、通常展示なのかなと思いつつ

紅ミュージアムからウキウキ歩いてきたら

残念
根津美術館、結構好きなのでガッカリ
ここに寄ってから、待合わせの
ところへ行くつもりだったので、
Wガッカリでした

紅ミュージアムのことはあらためて
アップしますね

日本初!よろい姿の骨 金井東裏遺跡

渋川市、金井東裏遺跡へ行ってきました
 
  
「古墳時代後期(6世紀初頭)の火山灰層から
甲(よろい)を着装した成人男性の骨などを出土した」
と言うニュースを聞いてビックリ

    後ろはTBSの車、TV朝日も来てました

今日12日10時から一般向けの現地説明会(現説)が
あるとのこと
早速、現地までGo!

やっぱり、地元の方々はじめ、県内の教育委員会の関係者も
いるんでしょうけど、10時前からスゴイ行列が
県外からもたくさんみえているんだろうな、と思いつつ


配られた資料も、急いで作製したのだと思います
とっても見やすくわかりやすくて良かったです


  
   次の20人が椅子に座って、先ず簡単な説明

それから、20人ずつヘルメットをかぶり拝見
歩きながらで、ゆっくり見られなかったのは残念だけど
でも、よく見えました
  
    歩きながら見る

  
 「3号鉄器」         6世紀中ごろの軽石(上)、6世紀初頭の火山灰・火砕流


「2号鉄器(甲?)」  


「甲を着装した人骨」 大腿骨、小札甲(1号鉄器)、左上腕骨、頭骨
  

「乳児頭骨」 真ん中の人の影の脚の上の部分に何ヵ所か見える白い小さいもの

 中央の人が右島和夫さん。古墳と言えば右島さん。
 埋文ひとすじ。今は群馬大学講師だそうです。

冬本番を迎え、当事者の方々は寒くて大変でしょうけれど、
これからの発掘調査・成果が楽しみです

「江戸の風雅」展始まりました

群馬の森の群馬県立近代美術館館へ行ってきました
昨日から始まった『江戸の風雅』を観てきました
   開催は11月4日(日)まで、展示替えあり


重要文化財の尾形光琳「槇楓図屏風」(おがたこうりん「まきかえでずびょうぶ」)ほか
狩野探幽(かのうたんゆう)など狩野派の絵師、
酒井抱一(さかいほういつ)、丸山応挙(まるやまおうきょ)、
伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)、谷文晁(たにぶんちょう)、
英一蝶(はなぶさいっちょう)
の作品がぞくぞく……
郷土の金井烏洲(かないうじゅう)、亀田鵬斎(かめだほうさい)


「槇楓図屏風」は、写真で見ると、楓の枝が
まるで槇の木から出ているように見えてたのですが、
間近で見ると、納得
槇の葉の影に楓の木が見えました
この絵の周りは、見ると刺繍で竹や花が
描かれてあり、よく見ると竹の子までありました
ステキです

作品はどれも皆素晴らしいのですが、
特に気に入ったのは、2点

尾形光琳の「竹虎図」 (図録より)


弟の尾形乾山の「富士山図」(図録より)
 

「竹虎図」の虎は、確かに虎なのですが、
ちょっと横を向いた目のカワイイこと
元々は「龍虎図」で、虎の視線の先に龍の絵があったのだろう
とのこと

「富士山図」は、スパッとした富士山に松が2本
とってもモダンで、見ていて気持ちのいい絵でした

思わず、買った「竹虎図」の絵葉書


「槇楓図屏風」と「竹虎図」は、前期(10月8日まで)の展覧です


あこがれの「バラ図譜」展

東京国立博物館を出てプラプラしてると、
上野の森美術館の看板が 

何と、ルドゥーテ「バラ図譜」展じゃありませんか
      
知らなかったう~ん6月25日まで多分もう来られないだろうな
169枚の版画、やっぱり観たいです
よしっこれも何かの縁観ていくことにしました

ルドゥーテは、フランス革命の動乱期にマリー・アントワネット、
そしてナポレオン妃のジョゼフィーヌに仕えた宮廷画家
「花のラファエロ」、「バラのレンブラント」と称される
ボタニカルアートの第一人者


左:昨年やっと買えた「バラ図譜」
  版画と同じサイズの豪華本で、縦38㎝位
右:今回の図録
  わかりやすい説明が乗っていたので即買


美術館を出て、少し歩くとこんな穴場が
上野駅越しにスカイツリーが見えます
夜になるとキレイでしょうね